コサージュの付け方・位置のマナー
セレモニーに着るフォーマルジャケットの「コサージュの付け方」「きまり」について。
入学式や卒業式、結婚式の招待を受けた時にジャケットの胸に付ける事が多いコサージュ。
いざコサージュを付けると気になると、「コサージュは左胸か右胸か」付けるとしたら「胸のどのあたりに」「どうやって付けるの」など迷う事があります。
フォーマルのコサージュを付ける位置は、左か右か?
コサージュは左が一般的です。
その理由は、(向かい合って)見る人の視線は右側にいきやすいから、左側につけるのだそうです。また、自分で付けるときに多くの右利きの人は左側(左胸)の方が付けやすいからとも言われています。
そして、コサージュを付ける高さ(位置)でおすすめが、左胸より少し上の「鎖骨」との間のバランスの良い場所です。
着るジャケットの襟の形で、コサージュを付けられる場所も制限されますが、鎖骨周辺のやや高めの位置が 視線も上がりすっきりおしゃれに見えます。
鎖骨のあたりは付けにくい、という方はトップバストよりも上めの位置を選ぶと良いですよ♪トップバストより下だと、視線が下がる分、重く間延びしたような感じに見えてしまいがちです。
トップバストより上に付けると、きれいに見えます。
コサージュの「茎や葉っぱ」「つぼみ」がある場合の向きは?
コサージュに茎などがあるデザインの時、「茎が下」「茎が上」どっち?と悩みますが、コサージュを付ける場所同様、正式な決まりはありません。鏡を見ながら良いなあと感じる向きに自由に付けます。
コサージュピンの上手な留め方
フォーマルに使うコサージュは、安全ピンでとめるタイプがほとんどなので簡単です。安全ピン式になっている 通常のコサージュは、留めること自体は簡単ですが、コサージュによっては、傾いてしまったり ぐらついて思い通りにとめられない事があります。
コサージュピンが上手く留まらない理由はやはりピンのぐらつきです。
ぐらつきを少なくするためには
ピンにはさむ生地はできるだけ沢山すくうようにしてとめます。
お洋服にピンで穴をあけるコサージュ、ためらいがちに ちょっとだけ針をささしがち。生地を少なめにして 不安定なコサージュを付けると、逆に生地を傷めてしまうことにもなりかねません。ピンには、多めに生地をさすと安定感がアップします。
それでもダメという応急処置
留める服の裏に当て布(カット綿やガーゼなどでもOK)をして、ピンをさす生地部分に厚みをもたせてみてください。当て布の大きさは、ピンを挿せればいいので、ピンの大きさ位の小さなもので大丈夫です。
是非、お試しくださいな!